中国VPN規制問題

中国ではVPNがないと見られないウェブサイトが多いので、中国在住の外国人はほぼほぼ VPNを使っている現状。

それが2018年頃までに全面的に禁止される、いややっぱり全面禁止はない、という噂がここ半年くらい二転三転している今日この頃。

実際外資系ホテルでVPNサービス提供を(自主的に?!)やめたところも有るとか、すでに一部影響は出始めているということ。

因みにVPNがないと、google関連は一切見られない。あとは日本人がよく使う、LINE, Instagram, Facebook, YouTube, TwitterはVPNがないとつながらない。他にも特定のWebサイトは内容によってはつながりにくかったりする。(香港に関してのウェブサイトもつながりにくいかな。)

YahooメールとHotmailはVPN無しで使えるので、中国国内でEメールを使いたい場合はアカウント作っておくと便利。

今後どうなるのかは、引き続き細心の注意を払っていきたい。

広州のWi-fi環境・5Gネットワークについてはこちら。


広州から海南島・三亜へ

観光開発が進んでいる海南島・三亜に旅行に行くのが気になっている人も増えてきているとか?!

海南省政府観光局公式サイトの日本語版はこちら。


【気候・ベストシーズン】

10月中旬から4月中旬乾期のベストシーズンらしく、5月頭頃の労働節が一番のピークらしい。日本のゴールデンウィークの時期と被るかもしれないが、中国人でごった返すはずなのでそこは避けた方が良さそう・・。


【交通】

日本からだと、羽田から広州か上海乗り継ぎ、香港経由もあるということ。広州乗り継ぎ一番ロスがなさそう。

広州から海南島の三亜までは、フライト片道約1時間半で、中国南方航空等各航空会社から一日何便もでているので都合のいいフライトの時間も選べるし、子連れとしては大変旅行しやすいので交通の便でいうと大変おすすめ。

【ホテル】

リゾートの旅行ではやはりホテルが一番大切なので、ホテル選びは妥協なく

三亜には外資系の大手5つ星レベルのホテルがずらっと揃っているのでそこは安心。ホテル選びの際には、ホテル予約サイトやブログなどの口コミ要チェック!

子連れなので、キッズプールやキッズアクティビティがあるところを選んだが、海南島の大手外資ホテルであれば大体どこも子供向けの施設はあったように思われる。

【感想】

海南島は中国のハワイと聞いたことはあるが、決して“日本人の考えるハワイ”を想像してはいけない!

ハワイのように、お洒落なお店や美味しいレストラン、ショッピングも楽しい!居るだけで癒される!・・・なんてことは一切無い。(笑)

緯度がハワイと同じらしいが、ただ中国国内の南国リゾートというだけ。
海南島といっても当然中国なので、サービスレベルはやはり中国レベル止まり。中国国外からの外国人旅行客よりも、中国国内の旅行客がメインターゲットなようなので、ホテルの従業員の英語のレベルも全体的に高くない。(街中の人は確実に英語NGのはず)

観光・ショッピング・アクティビティなどをあまり求めないのであれば(たぶん海南島にそれを求めて行く人はあまりいないと思うが)、ホテルさえよければ問題なく快適に海南島で素敵なバカンスを過ごすことができるはず。

過剰な期待をせず、中国のサービスに慣れているのであれば特にビックリすることもないはず。日本から遙々乗り継ぎまでして来たら・・・、正直ちょっといやかなりがっかりするかもしれない。

因みに、シンガポールなどで有名な海南チキンは、海南島出身の華僑が広めたものらしいが、現在は海南島が海南チキンの本場という訳ではないので、海南島での海南チキンはあまり期待できない。(笑)


在広州日本国総領事館より(深セン市で発生した無差別殺傷事件)

以前紹介した広州日本総領事の在留邦人向けメールマガジンで、本日下記内容の通達が来ました。

​注意喚起(深セン市で発生した無差別殺傷事件)


平成29年7月17日


【ポイント】7月16日(日),広東省深セン市宝安区にある米国系スーパーマーケットで,刃物を持った男が,無差別に10人余りを殺傷する事件が発生しました。スーパーマーケットやショッピングモールなど,人出の多い場所に行く際には,十分注意してください。


【本文】1 報道によると,7月16日(日)21時頃,広東省深セン市宝安区西郷大道所在の米国系スーパーマーケットにおいて,刃物を持った男が無差別に他人を殺傷する事件が発生し,これにより,2名が死亡,9名が重軽傷を負ったとのことです。(容疑者は既に逮捕されました。)


2 邦人の皆様におかれましては,駅や地下鉄,スーパーマーケット,ショッピングモールなど,人出の多い場所に行く際には,周囲の状況に注意を払い,不審な人物や状況を察知したら速やかにその場を離れる,できるだけ滞在時間を短くすること,また夜間の外出は極力控えること等,安全確保に十分注意を払うよう,お願い致します。


3 海外渡航前には万一に備え,家族や友人,職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。さらに,渡航・滞在先の国・地域において緊急事態が発生した場合,メールアドレス等を登録されている場合には,外務省から随時一斉メール等により最新の情勢と注意事項をお伝えしています。3か月以上滞在する方は,必ず在留届を提出してください。(http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/todoke/zairyu/index.html3か月未満の旅行や出張などの際には,「たびレジ」に登録してください。(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/)


※在留届を提出し,当館の管轄外に住所を移した方は,ryouji2@ko.mofa.go.jpまで,氏名,旅券番号,おおよその異動日をご記入の上,ご連絡をお願いします。※たびレジに登録されている方でメールが不要な方は,ご自身での登録の変更をお願いいたします。https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/


○在広州日本国総領事館○(市外局番020)-8334-3009(代表)領事班(市外局番020)-8501-5005(代表)領事班ホームページ:http://www.guangzhou.cn.emb-japan.go.jp/

米国系スーパーマーケットというのは、ウォルマートのことらしく、犯人は重慶出身の30歳の男で、犯行の動機などは明らかにされていないということ。