在広州総領事館より: 偽札にご注意ください

【ポイント】
最近広東省内で,地下鉄の営業時間終了後,邦人が声を掛けられた白タクを利用した結果,料金を支払う際のやり取りの中で,真正なお札と偽札をすり替えられるという事案が発生しました。
これまでもタクシー料金を支払う際に,偽札とすり替えられるという事案が確認されていますので,料金を支払う際にはご注意ください。

【本文】
1.最近,広東省内で次の事案が発生しました。
夜間,地下鉄の営業時間終了後,タクシー乗り場が混んでいたため,邦人が声をかけられた白タクに乗車。目的地に向かう途中,暗い高架下でタクシーが停車し,運転手から「車が壊れたのでここで降りて欲しい。代金はXX元。(100元以下)」と言われ,邦人が100元札を出したところ,運転手が「これは偽札だ」と言って返してきた。邦人はおかしいと思いつつも,財布から別の100元札を渡したが,これも偽札だと言われて返された。邦人が「コンビニで小銭を用意してから払う」と言ったところ,運転手から「車から離れるな」と言われ押し問答になったが,運転手は「もういい」と言ってタクシーで去って行った。邦人が後でタクシー運転手から返された100元札2枚を確認したところ,コピー機でコピーしたような明らかな偽札であった。

2.中国ではこれまでも,タクシー料金を支払う際,真正なお札と偽札をすり替えられる事案,また,銀行のATMで引き出した紙幣や空港等で両替をした紙幣(主に100元札)が偽札であったという事案が発生しています。
中国では相当量の偽札が流通していると言われていることもありますので,タクシー料金支払いや両替後の紙幣受取の際には,十分ご注意ください。
なお,銀行のATMで「冠字号碼」と掲示のあるものは,引き出した紙幣の番号を控える機能が備えられていますので,万が一の時には銀行に訴えることが可能です。



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