広州総領事館より:新型コロナウイルス関連情報(当館管轄地域における日本等からの入国者に対する感染対策措置強化について)

現在,当館管轄地域(広東省,福建省,海南省,広西チワン族自治区)では,日本を含む外国からの入国者に対して検疫強化を実施しています。
現時点で当館が把握している本措置の概要は以下の通りですが,実際の運用により変更が生じる可能性がございますので,ご注意ください。
これから当館管轄地域に戻られる方や訪問予定の方は,居住地や公寓(アパートメント)によっては,各都市の感染症防止抑制措置の一環として,市外から戻ってきた方を対象に,14日間の自宅隔離などの個別の措置を行っている場合がありますので,それぞれのホテル,公寓(アパートメント)の対応を確認するなど,関連情報の入手に努めていただきますようお願いいたします。

○広東省
広東省は3月5日から,日本,韓国,イタリア,イランの4カ国に過去14日以内に訪問滞在歴があり,広東省の空港,港湾,陸上入国ゲートで入国するすべての者は国籍を問わず14日間隔離することを決定。また,8日以降,核酸検査を一律実施することを決定し,加えて,13日0時から検疫強化措置対象国を25カ国へ拡大(注:3月12日に空港関係者から入手した情報)。
※検疫強化措置対象国:日本,韓国,イタリア,イラン,フランス,ドイツ,スペイン,シンガポール,米国,クウェート,バーレーン,タイ,英国,オーストラリア,スイス,マレーシア,ノルウェー,カナダ,イラク,アラブ首長国連邦,ベトナム,オーストリア,スウェーデン,フィンランド,ロシア

1 3月11日の時点では,入国者は,空港,港湾,陸上入国ゲートでの体温検査後,居住区ごとに当局が手配した車両で当局指定の施設(ホテル等)に移動し,核酸検査が行われる。その後,検査結果が出るまで指定施設で待機し(数時間から2日間程度),検査結果が陰性の場合のみ自宅待機(14日間)を行う。検査結果が陽性の場合,指定病院等で集中的医学的観察や治療がなされる。自宅隔離期間中は,毎日の体温検査などの医学的観察が行われる。
2 当局指定の隔離施設(ホテル等)や病院へは、政府手配のバス等で移動し,その経費は原則として中国政府が負担するが,地域の判断により,ホテル代が自己負担となったケースも報告されている。
3 自宅(隔離)医学観察を行う場合,家族等同居者も同じ日数の(隔離)医学観察を受ける。


○福建省
・福州長楽空港
 1 到着するすべての乗客に対して,航空機到着後,検疫官による検温を実施し,発熱など新型コロナウイルスに感染した疑いのある乗客は医療機関へ搬送され,その他の乗客は一旦,空港近くのホテルに向かう。
 2 (1)企業勤務者は所属会社が所在する区や鎮が指定する施設へ,(2)企業勤務者ではなく,福州に居住している方(住所を有する方)は自宅がある区か鎮が指定する施設へ,(3)企業勤務者でもなく福州にも居住していない方は空港のホテル等当局が指定する施設へ行き,14日間の集中医学観察を受ける必要がある。
なお,その期間中の外出は一切禁止される。
 3 上記2の措置に関する費用は中国当局が負担する。なお,通訳が必要な場合は,区や鎮の当局が対応する。


・アモイ高崎空港
 1 アモイ空港に到着したすべての日本・韓国便の乗客は,機内で検疫官による検温検査を受ける。
 2 検温検査後,専用のターン・テーブルで消毒済みの預け荷物を受け取り,空港側の手配した専用バスで空港近くの厦門空港伯翔花園酒店(Xiamen Airport Baixiang Garden Hotel)に向かう。
(乗り継ぎ客は,検疫検査後,その他利用客との接触を避けるよう指定動線で空港内ラウンジに案内される。)
 3 厦門空港伯翔花園酒店でコロナウイルス感染の検査を行い,陰性の場合は同ホテルで24時間待機の後,解放される。
(陽性の場合は指定病院に搬送される。)

○在広州日本国総領事館○
(市外局番020)-8334-3009(代表)
(市外局番020)-8501-5005(代表)
ホームページ:http://www.guangzhou.cn.emb-japan.go.jp/

領事・査証業務窓口取扱時間
パスポート・証明・戸籍手続き等(日本人) : 土曜日、日曜日、休館日を除く 8:45-12:00 13:45-17:00
訪日ビザ : 土曜日、日曜日、休館日を除く 8:45-12:00 13:45-15:00

※在留届を提出し,当館の管轄外に住所を移した方は,ryouji2@ko.mofa.go.jp まで,氏名,旅券番号,おおよその異動日をご記入の上,ご連絡をお願いします。
※たびレジに登録されている方でメールが不要な方は,ご自身での登録の変更をお願いいたします。https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/

広州総領事館より:新型コロナウイルス関連情報(移動制限について)

●中国各地においては,外出や移動を制限するいわゆる「閉鎖式管理」が執られています。現時点における主な措置をご案内しますので,ご参考としてください。このような措置は各省,自治区のみならず,各市,県,区,コミュニティごとにそれぞれ異なる管理措置がとられています。在留邦人の皆様におかれては引き続き最新の関連情報の入手に努めてください。

●現在,中国内各地においては,日本を含む外国からの入国者に対して検疫強化を実施しています。当館管轄地域(広東省、福建省、海南省、広西チワン族自治区)でも検疫強化措置が執られていますので,これから当館管轄地域に戻られる方や訪問予定の方は,居住地や滞在予定のホテル,公寓(アパートメント),航空会社等に確認するなど,関連情報に十分ご注意ください。

●2月12日,外務省は,スポット情報「中国における新型コロナウイルスに関する注意喚起(その10)」を発出しました。在留邦人及び海外渡航者の方に対し、日本への早期の一時帰国や中国への渡航延期を至急検討するよう呼びかけています。
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcspotinfo_2020C027.html

●2月14日,外務省は,中国国内の一部地域の感染症レベルの引き上げを行いました。これにより湖北省全域及び浙江省温州市の感染症危険レベルは3(渡航は止めてください(渡航中止勧告)),その他中国全土の感染症危険レベルは2(不要不急の渡航は止めてください)となっております。
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pchazardspecificinfo_2020T025.html#ad-image-0


広東省
・広州市や深セン市などにおいては,日本から入境した方に対して,公寓(アパートメント)が,その出入りについて,種々の制限を設定している可能性があります。念のため,事前の確認をお勧めします。
・深セン市は,深セン市外から戻ってきたすべての人について,勤務先や所属コミュニティへの過去14日間の活動報告等を提言し,協力を要請しています。 
・省と省を行き来する道路上の合同検疫所をすべて撤去。ただし,空港,出入境拠点や公共交通の要所などでは引き続き検疫所を維持する。(広東省交通運輸庁)
・恵州市外から戻ってきた人については,湖北省など重点疫区(日本は含まない)からの人は,14日間厳格な医学観察を受け,日本を含むその他の地域からの人は,健康であっても,14日間の自宅隔離が必要。(恵州市)
・広東省内でのレストランでは2月20日以降各地域ごとに設定された条件を満たせば飲食を提供可能。(広東省)
・広州市,深セン市,中山市,仏山市,東莞市は、地下鉄等公共交通機関を利用する際に身分証明書の提示や名前・連絡先の登録を開始。(広州市,深セン市,中山市,仏山市,東莞市)
・深セン市内に入る車両に登録を求めると発表。事前、もしくは道路に設置されたポイント(検温場所)等を通過する際に、スマートフォン上で車両情報や深センに入る目的、湖北滞在歴等を入力・登録する仕組み。地下鉄の間引き運転。市内夜間バスの停止小区(コミュニティー)外部からの出入制限を強化。宅配の個別配送を制限し,各小区の入口までとする。(深セン)
・省全体としては,2月6日「防疫工作ガイドライン」を発表し,建物の出入り,重点施設防御,企業内部管理の強化を規定。(広東省)
・省外からの車両の入境登録を義務化。(広東省)

福建省
・域外との出入り制限なし。福建省高速道路の一部の料金所の出口を閉鎖。
・福建省外から戻ってきた人について,湖北省など重点疫区(日本は含まない)からの人は,14日間厳格な医学検査を受け,日本を含むその他地域からの人は,健康であっても,14日間の自宅隔離が必要。(福州市)
・福州市は18日から、地下鉄乗車時に名前・連絡先の登録を開始。(福州市)
・福州市,アモイ市,泉州市では,市内に入る人すべてに渡航の目的、湖北滞在歴等の登録を開始。(福州市,アモイ市,泉州市)
・福州市の一部の区や県,福清市では「閉鎖式管理」を実施。特に一部の地区では,生活物資購入について1家庭1名,1日ないし2日に1回外出を許可するとの制限あり。(福州市)
・福州市鼓楼区,倉山区,台江区,晋安区,長楽区,羅源県,福清市は「封閉式管理」を実施。福州市倉山区,福清市は生活物資購入以外の外出制限を実施。

広西チワン族自治区
・域外との出入り制限なし。
・南寧市は,タクシー,バス等公共交通機関を利用する際に身分証明書の提示や名前・連絡先の登録を開始。(南寧市)
・南寧ーハノイ間等,ベトナムとの国際列車複数便が運行停止。
・自治区内の市・県などでは,感染対策を理由とした過度な交通規制を禁止。
・南寧市全単位での「閉鎖式管理」を実施。

海南省
・域外との出入り制限なし。
・三亜市,海口市は,タクシー,バス等公共交通機関を利用する際に身分証明書の提示や名前・連絡先の登録を開始。(三亜市,海口市)
・省全域で「閉鎖式管理」を開始。
・三亜市,海口市美蘭区,タン州全村で,コミュニティの閉鎖式管理,外出制限を含む管理強化を実施。

その他
香港,マカオの出入境にかかる規制については,在香港日本国総領事館がホームページ上で詳細をご案内していますので,ご確認ください。
※在香港日本国総領事館HP(新型コロナウイルス感染症Q&A)
https://www.hk.emb-japan.go.jp/itpr_ja/00_000494.html#corona2-1

○在広州日本国総領事館○
(市外局番020)-8334-3009(代表)
(市外局番020)-8501-5005(代表)
ホームページ:http://www.guangzhou.cn.emb-japan.go.jp/

領事・査証業務窓口取扱時間
パスポート・証明・戸籍手続き等(日本人) : 土曜日、日曜日、休館日を除く 8:45-12:00 13:45-17:00
訪日ビザ : 土曜日、日曜日、休館日を除く 8:45-12:00 13:45-15:00

※在留届を提出し,当館の管轄外に住所を移した方は,ryouji2@ko.mofa.go.jp まで,氏名,旅券番号,おおよその異動日をご記入の上,ご連絡をお願いします。
※たびレジに登録されている方でメールが不要な方は,ご自身での登録の変更をお願いいたします。https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/

広州総領事館より:新型コロナウイルス関連情報(移動制限について:2月13日現在)

●先にお知らせしました通り,中国各地において外出や移動を制限するいわゆる「閉鎖式管理」が強化されており,今後,感染の拡大次第では,これが各地で拡大する可能性があります。2月13日現在における主な措置をご案内しますので,ご参考としてください。このような措置は各省,自治区のみならず,各市,県,区,コミュニティごとに微妙に異なる管理措置がとられています。在留邦人の皆様におかれては引き続き最新の関連情報の入手に努めてください。

●2月12日,外務省は、スポット情報「中国における新型コロナウイルスに関する注意喚起(その10)」を発出しました。在留邦人及び海外渡航者の方に対し、日本への早期の一時帰国や中国への渡航延期を至急検討するよう呼びかけています。

2月13日現在における主な措置を以下のとおりご案内しますので,ご参考としてください。
また,このような措置は各省,自治区のみならず,各市,県,区,コミュニティごとに微妙に異なる管理措置がとられていますので,在留邦人の皆様におかれては引き続き最新の関連情報の入手に努めてください。

当館管轄地における主な移動に関する管理・制限等(例)
○広東省
・広州市内のレストラン内での食事の提供を禁止し,出前のみとする(広州市)。
・深セン市内に入る車両に登録を求めると発表。事前、もしくは道路に設置されたポイント(検温場所)等を通過する際に、スマートフォン上で車両情報や深センに入る目的、湖北滞在歴等を入力・登録する仕組み。地下鉄の間引き運転。市内夜間バスの停止小区(コミュニティー)外部からの出入制限を強化。宅配の個別配送を制限し,各小区の入口までとする(深セン)。
・中山市内の指定道路を臨時管制下に置き,医療救護,緊急,消防,公務執行等を除く車両の通行の制限。生活必需品以外の商業店舗等は一律封鎖,住民の外出は厳格に制限,一家庭につき二日に一回生活物資を購入する以外,特殊な事情がない限り外出してはならない(中山市)。
・省全体としては,2月6日「防疫工作ガイドライン」を発表し,建物の出入り,重点施設防御,企業内部管理の強化を規定した。
・省外からの車両の入境の事前登録を義務化。省内9都市の19カ所の高速道路料金所に検疫ステーションを設置。地下鉄広州-仏山路線で身分証明書の提示を義務化(広東省)。

・広州市「新型コロナウイルス感染予防措置の強化に向けた通告(通告第3号)」を発出,全市社区及び農村の封閉式管理を開始(広州市)。
通告第3号(中国語:広州市衛生健康委員会ホームページ)
http://wjw.gz.gov.cn/xxgk/tzgg/content/post_5655772.html
通告第3号(日本語仮訳:在広州日本国総領事館ホームページ)
https://www.guangzhou.cn.emb-japan.go.jp/consular/doc/20200208.html

○福建省
・域外との出入り制限なし。福建省高速道路の127カ所(全てではない)の路料金所の出口を閉鎖。
・アモイ市内に入る人すべてにスマートフォン上で渡航の目的、湖北滞在歴等を入力・登録させる(アモイ市)。
・泉州市内に入る人すべてにスマートフォン上で渡航の目的、湖北滞在歴等を入力・登録させる(泉州市)。
・福州市の一部の区や県,福清市では「閉鎖式管理」を実施。特に一部の地区では,生活物資購入について一家庭一名,一日ないし二日に一回外出を許可するとの制限あり(福州市)。
・福州市鼓楼区,倉山区,台江区,晋安区,長楽区,羅源県,福清市は「封閉式管理」を実施。福州市倉山区,福清市は生活物資購入以外の外出制限を実施。

○広西チワン族自治区
・域外との出入り制限なし。
・南寧ーハノイ間等,ベトナムとの国際列車複数便が運行停止。
・自治区内の市・県などでは,感染対策を理由とした過度な交通規制を禁止。
・南寧全市全単位での「閉鎖式管理」を実施。

○海南省
・域外との出入り制限なし。
・省全域で「閉鎖式管理」を開始。
・三亜市,海口市美蘭区,タン州全村で,コミュニティの閉鎖式管理,外出制限を含む管理強化を実施。

○その他
香港の出入境にかかる規制については,在香港日本国総領事館がホームページ上で詳細をご案内していますので,ご確認ください。
※在香港日本国総領事館HP(新型コロナウイルス感染症Q&A)
https://www.hk.emb-japan.go.jp/itpr_ja/00_000494.html#corona2-1

○海外安全ホームページ:中国における新型コロナウイルスに関する注意喚起(その10)(早期の一時帰国や中国への渡航延期を至急ご検討ください。)
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcspotinfo_2020C027.html


○在広州日本国総領事館○
(市外局番020)-8334-3009(代表)
(市外局番020)-8501-5005(代表)
ホームページ:http://www.guangzhou.cn.emb-japan.go.jp/

領事・査証業務窓口取扱時間
パスポート・証明・戸籍手続き等(日本人) : 土曜日、日曜日、休館日を除く 8:45-12:00 13:45-17:00
訪日ビザ : 土曜日、日曜日、休館日を除く 8:45-12:00 13:45-15:00

※在留届を提出し,当館の管轄外に住所を移した方は,ryouji2@ko.mofa.go.jp まで,氏名,旅券番号,おおよその異動日をご記入の上,ご連絡をお願いします。
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