銀行ATMで気を付けたいこと

広州に限らず、中国どこでも銀行ATMで気を付けたいこと。

中国の銀行ATMでよくやりがちな失敗、それはキャッシュカードの取り忘れ
日本のATMでは、殆どはカードが先にでてから現金が出てくるので、カードの取り忘れなんて殆どないような気がするけど、
現金が出てきてから、カードが戻されるまでなんだか微妙な間が開くので、撮り忘れる人、中国人も外国人もすごく多いらしい。
そして私も1度やってしまった経験あり・・
(一応、取り忘れた時には、ATMからブーブーと音が鳴ってとり忘れ注意!というアナウンスがなるらしいけど)

取り忘れに気がついたら、そのATMのある銀行支店に身分証(外国人だったらパスポート)を持って窓口へ。
銀行員が諸々確認できたら、サインをして、受け取る、以上。よくあることなので、受け取るのはそんなに難しいことではない。

(支店のATMだったら簡単だけど、ショッピングモール内のATMとかだったら、一度そこの近くの支店に行って相談して、
担当支店をどこか聞かないといけないのかもしれない・・。これまたひと手間・・。)

受け取りの時にサインするリストには、ずらっとならんだカード取忘れの人たちの情報・・・
こういう個人情報的なものがさらっとみれちゃうのが、、、ちょっと感覚ちがいますね。

銀行ATMで、最初わからなくて困ったのが、ATMにもいくつか用途が違う種類があるということ。
支店の横にあるATMエリアだと、4台くらいのATMが並んでいるはず。
1台だけちょっと形の違うATMがあるので、現金を自分の口座に入れたい時は(メインの銀行口座から、ネットの買い物専用の少額用の口座に移す時)、そのATMでないとデポジットできないというこの不便さ。
4台のうちだいたい3台は通常のATMで、一番用途の多いと思われる現金の引き出しが可能。

もちろんネットバンキングは可能で、それが使えれば振り込みとか面倒なことは減るのだと思うけど、
我が家では中国ではネットバンキングはやっていないので・・・。

あと、中国の銀行口座の開設は外国人でも本当に簡単らしい!
時間は少しまたされるけど、基本的には中国に住所があって、身分証をもっていけばすぐに作れてしまうらしい。(あと携帯番号も持ってた方がいいのかな。)

簡単なので、やはり中国でネットで買い物とかする場合には、別の口座を作ることをおすすめします!
そうそう中国銀行は、東京にも支店があるので日本から作って行くという手もあるとか!

参考:便利なアプリ支付宝&微信マネー

日本から持ってくる物?

赴任準備の時、なかなか悩んだのが「一体何を優先して広州にもっていけばいいのか?」でした。

参考記事: 広州子連れ生活で本当に役立ったモノ

あまり事前情報もない中、色々リサーチしてみたところ、
やはり最初に引っ越しするときの船便・航空便でなるべく沢山の生活用品・消耗品をできるだけ送っておいて損はないということ。

実際に広州で買うことができるものも沢山あるけど、最初はどこのお店に何が売っているかもわからないし、
この暑い中それを探し回るだけでかなりの労力なので、日本の生活で日々使っている食材・日用品・消耗品はとりあえず
できる限りの量を(制限等は日々変わるので、運輸会社さんと相談の上)もちこむと安心。
(油、醤油、味噌、ソース類、シャンプー、リンス、化粧水、乳液、クレンジング、洗濯洗剤、食器洗剤等々。みりんはNGだったかな?)

私が渡航する時には、船便でも、水物に関しては1品目につき2個までと制限があったので、
水物の調味料とか、シャンプー、洗剤系は、業務用パックの大入りサイズを2個ずつ用意。
(1個の容量が100mlでも3Lでも、1つは1つとしてカウントされたので。)

業務サイズのものを使い切るころには恐らく、どこで同じ日本の物が買えるかわかっていたり、はたまた日本製にこだわらず現地のものを使う勇気がでているころなので。(笑)

夫が先に現地に入って、広州の買い物事情・スーパー事情などレポートしてくれたけど、、正直あまりあてにならない情報ばかりで・・「○○はこっちでも買えるからもってこなくてもいいよー」なんて言われたけど、やっぱりもってきてよかった!ということも多々。奥さんが普段使って居るものの値段とかあんまり分かっていなかったりすると思うので・・「いや売ってけど3倍の値段だよ?!怒怒」とか・・。

広州出の買い物事情に関しては、ずばりタオバオが使えるようになれば、日用品みたいなものは大抵(値段に糸目をつけなければ・特定のメーカーにこだわらなければ)買うことができるかな~という印象。
(あとは以前の記事にも書いた、香港で買い出しという手もあるので。)

あと、日本の家族から国際郵便で送ってもらう手もあるけど、最近はかなり厳しくなっているらしく、
(日本で買い付けたものを中国に送って転売ビジネスがかなり増えているのでその対策とか?)
かなりの関税をかけられるので結局高くついてしまう場合もあるとか。

私が個人的に、中国で一番手に入りづらくて恋しく思うのは、日本語の本、かなと。
海外どこでもそうかもしれないけど、ふらっと気軽に読みたい本を買うのはなかなか難しい。

広州では本屋さんは殆ど見かけず、大きい本屋さんに行っても日本語の本はなさそう。
ただ、広州図書館には、日本語のコーナーがあって、漫画とかも少し読めたりするとか!

香港に行くと、日本語の本屋さんが数件あるので買うことは可能。でも種類は少なく値段もかなり高い。

タオバオでも売ってたりするけど、ちょっと昔に流行った本(しかも高い)とか、
今日本で流行っている本(村上春樹の新刊!とか中国でも有名な作家の等)は、相当な値段で売ってたりする、という感じ。

私は一時帰国の際には、必ず自分と子供の本はしっかり購入!
(赴任の際には、内容によってもちこみ制限のある本もあるので、その辺も運送会社さんに要確認)

あと、電子書籍という手もあるみたいで!でも海外から、日本のサイトで購入する時にトラブルがあるとかないとかいう話も聞いたことが。(この辺の事情も、コロコロ変わるので今はどうか不明)でも沢山読書する時間があって、タブレットでも読むのに慣れている人にはかなりいいのかもしれない。

そしてそして、最後にこの間耳にしたのが、帰任の際に、逆に中国から日本に荷物を送る際に物品制限があり、
日本から買いだめして中国にもっていったが使いきれなかったものを、逆にまた日本に送り返す時に、
これこれこういうものはNG、という制限があったりもするらしく・・。
せっかく日本から買ってきたもの使い切れずにを処分しないといけない、という事態も起こりうるというので、
帰任の時期が近づいて来たら、使い切れるよう上手くストックするという高度な技も必要になるとか・・・

参考:

広州子連れ生活で本当に役立ったモノ

広州の情報収集にフリーペーパーについて。
広州の治安についてはこちらから。

香港で日本食材の買い物について。

広州では広東語?

広東省では広東語?、普通語いわゆる中国語は通じないのかしら?と思っていたのだけど、
街中でローカルの人たちが喋っている時に聞こえてくる言葉は、広東語と普通語半々くらいなのでは?
(中国語初心者の私の耳なので、あまり自信ない・・)
(あとは、広州市内でもエリアによってその割合は変わってくるのかもしれないけど・・・)

広州出身の中国人の人に、広東語と普通語の使い分けはどうしているのか?と聞いてみたところ、
基本は知り合い同士だと広東語で話す。(家族や会社の人とも)
初めて会った人に広東語で話しかけて、「私広東語わかりません~」など通じない場合と言われた場合は、
そこで普通語に切り替えるとか。
学校で授業を受ける時は、先生が普通語で話ので、流れで普通語を話すこともあるし、生徒同士だとやはり広東語で日常会話はするらしい。
(日本でも関西の人が、関西弁とたまに標準語を使い分けるのと同じなのでは?と聞かれたけど、
私は東の人間なのでその辺の感じはちょっとわからず。。でもおんなじ感じかな?)

こう聞くと、やはり広東語が多いのかなと思うが、お店に行くと広東語で話しかけられることはまずなく、
普通語で話しかけられる。なので、外国人が広州で暮らすにあたって必要なのは、やはり普通語なのかなと。
(普通語は、中国の他のエリアでも、香港でも通じるので。)

といっても、やはり地域ごとにアクセントというかなまりみたいなのはあるらしい。
教科書にそって勉強していても、たまに・よく「この言い方は北京とか北の方の人のいい方。広州ではあまり言いません。」
というのも。

そういう意味で、語学留学で広州はどうなのか?という話も聞いたことがあるけど、基本的なレベルの学習であれば
広東語圏内の広州でも、あまり問題ないのかなと思う。
英語でいうと、オーストラリアはアクセントが強いから・・・という話も聞くけど、エレメンタリーレベルの学習となると、
そこまで影響はないはず。かなり喋れるようになって、ネイティブと同じくらいの発音ができるようになった時、
アクセントが強いエリアにいると、その影響はかなり大きく出るとは思うけど・・。
(ちなみに知り合いの、オーストラリアの大学に留学していた元同僚、アクセントのないとても綺麗なアメリカ的な英語を喋っていたし。)

そんな感じで、広州で外国人が暮らすにあたって、広東語をマスターしないと生きていけない、ということはまずない。
但し、普通語(中国語)はやはりある程度しゃべれないと、厳しい局面も多々あるかと・・・。
でも、これはいい機会と捉えて私も頑張りたい・・・!
そして、本当に英語は通じない・・・

参考:広州で暮らすのに必要な中国語のレベルについてはこちら。

広州子連れ生活で本当に役立ったモノ