広州の観光地・名所

広州は、観光押しの都市ではないので、例えば家族や友人が遊びに来てくれた時、
正直あまり連れて行くところが残念ながらあまりない・・。
その中でも、広州郊外まで行かずアクセスもいいエリアにある、ちょっと地味目な勝手な観光地・名所ランキングを作ってみました。

※ランキングに後から追加したくなった観光地、六榕寺(美し過ぎる広州最古の仏塔)はこちら。


1.花城広場の夜景
観光地と言える場所でもないけれど、実は家族が一番感動してくれたのはここ?!
ギラギラの珠江新城のビル群の夜景が一望できて、噴水ショーもやってたりするし、
広州タワーも目の前!写真も沢山撮れる!
夜の広州図書館のライトアップも素敵。(こちらは日本の建築会社が建てたらしい。)
もちろん無料。

2.IFC70階のフォーシーズンズのロビー
無料で70階まで上がれるので、ふらっとロビー周辺から下界を見下ろすもよし、
ラウンジで軽く飲み物と食事をしつつ、まったり景色を楽しむもまたよし!(ラウンジの飲食は、さすがの5つ星ホテルランクのお値段!)
エレベーターのボタンが、Gか70(だったはず)なのに驚き、また外は見えないエレベーターだけどものすごい速さで登って行くので無料でいいの?と思うほど。(こちらの高速エレベーター、当然日本メーカー。)
ただし、天気や空気の悪い日には、真っ白で何も見えないので注意。

3.長隆香江野生動物世界
日本ではありえない規模の動物園。いや動物園というよりサファリパークに近いのかな?
広州市内からも、地下鉄ですぐでアクセスもいいので気軽に行くことができる。
かなり広い敷地なので、ゆっくり一日過ごすことも可能。
動物のショーみたいなものも、ものすごい数の動物がワーッとやってきて一芸して、また別の動物の一団がやってきて、
・・・ととにかく圧巻。パンダもゴロゴロいるので、日本人からするとすごく贅沢に感じられるはず!
同じ長隆系列では、別の場所にある水族館・サーカスも有名!値段はたしか一人300元弱くらい。

4.珠江ナイトボート
珠江新城付近もしくは広州タワーあたりからのって、珠江を西に下り途中Uターンして戻ってくるルート。
普段みられない景色がみれてなかなかよいです!多少空気や天気が悪くても、ギラギラの夜景はよくみえます!
ボーとには色々な種類があるようで、食事がついていたり、ライブコンサートみたいなのができるもの等々
でも恐らく一番いいのは、夕飯をおいしいもの食べてから食事なしのボートにのること。(食事はいまいちらしいので)
おそらくどのボートも、2階立てになっていて1階は室内2階は屋外。屋外の方が景色もいいし夜風にあたれて気持ちがいい。
但し、船の上から珠江新城の夜景を写真を撮れるサービスが合って、そこに並ぶ人たちがワイワイとかなり賑やか。(笑)これも中国風でまあよし。(笑)

5.陳氏書院
清代末期の中国の伝統的な建築物。その昔科挙試験のために集まった同族の人たちを支えるために作られた書院とか。
屋根の彫刻や装飾がとても美しい。なかで書道とか彫刻のデモンストレーションがやっていたり。
こじんまりとして派手な観光地では決してないけど、広州市内ではあまり見ることのできないとても貴重な古い建築物。中国らしい建築物を見たい場合にはおすすめ。

6.沙面島
ここはかつてイギリスとフランスの租界となった場所で、西洋風のパステルカラーの建築物がならんでいて、
ヨーロッパの街並みのような異国情緒溢れる雰囲気。
ここのスターバックスも、薄いグリーンのカラーの素敵な西洋風の建物の中にあり、Starbucks Reserveの店舗。
正直中にはいってしまうと普通のスタバだけど(笑)、散策し疲れた時休憩におすすめ。
結婚前の前撮りで撮影している人がいつも多く、ほほえましい雰囲気です。そして、ちょいちょいちょっとしたファッションモデル風の人もチラホラ。

7.広州タワー
広州タワーはかなり値段が高いので、マスト!というわけでもないけど、やはり珠江の対岸から見る景色は圧巻!
こちらももちろん天気や空気がいいときでないと、真っ白なので注意。
チケットも数種類あって、一番高いチケットだと、一番上の外の展望台・バブルトラム(世界一高い場所にある横向き観覧車?)・フリーフォールなどがもついてくる。
その次に高いチケットだと、外の展望台には行けないけど、塔の一番高いところにある中の展望台に行ける。景色を楽しみたいのであれば、ここまででも十分かなと。
また高層階には回転レストランもあるらしく、こちらもなかなか美味しいとか!設計はオランダの会社らしい。

広州タワーからの景色。

参考:

広州プレグラ情報について。
広州の子連れでいける公園について。


銀行ATMで気を付けたいこと

広州に限らず、中国どこでも銀行ATMで気を付けたいこと。

中国の銀行ATMでよくやりがちな失敗、それはキャッシュカードの取り忘れ
日本のATMでは、殆どはカードが先にでてから現金が出てくるので、カードの取り忘れなんて殆どないような気がするけど、
現金が出てきてから、カードが戻されるまでなんだか微妙な間が開くので、撮り忘れる人、中国人も外国人もすごく多いらしい。
そして私も1度やってしまった経験あり・・
(一応、取り忘れた時には、ATMからブーブーと音が鳴ってとり忘れ注意!というアナウンスがなるらしいけど)

取り忘れに気がついたら、そのATMのある銀行支店に身分証(外国人だったらパスポート)を持って窓口へ。
銀行員が諸々確認できたら、サインをして、受け取る、以上。よくあることなので、受け取るのはそんなに難しいことではない。

(支店のATMだったら簡単だけど、ショッピングモール内のATMとかだったら、一度そこの近くの支店に行って相談して、
担当支店をどこか聞かないといけないのかもしれない・・。これまたひと手間・・。)

受け取りの時にサインするリストには、ずらっとならんだカード取忘れの人たちの情報・・・
こういう個人情報的なものがさらっとみれちゃうのが、、、ちょっと感覚ちがいますね。

銀行ATMで、最初わからなくて困ったのが、ATMにもいくつか用途が違う種類があるということ。
支店の横にあるATMエリアだと、4台くらいのATMが並んでいるはず。
1台だけちょっと形の違うATMがあるので、現金を自分の口座に入れたい時は(メインの銀行口座から、ネットの買い物専用の少額用の口座に移す時)、そのATMでないとデポジットできないというこの不便さ。
4台のうちだいたい3台は通常のATMで、一番用途の多いと思われる現金の引き出しが可能。

もちろんネットバンキングは可能で、それが使えれば振り込みとか面倒なことは減るのだと思うけど、
我が家では中国ではネットバンキングはやっていないので・・・。

あと、中国の銀行口座の開設は外国人でも本当に簡単らしい!
時間は少しまたされるけど、基本的には中国に住所があって、身分証をもっていけばすぐに作れてしまうらしい。(あと携帯番号も持ってた方がいいのかな。)

簡単なので、やはり中国でネットで買い物とかする場合には、別の口座を作ることをおすすめします!
そうそう中国銀行は、東京にも支店があるので日本から作って行くという手もあるとか!

参考:便利なアプリ支付宝&微信マネー

広州では広東語?

広東省では広東語?、普通語いわゆる中国語は通じないのかしら?と思っていたのだけど、
街中でローカルの人たちが喋っている時に聞こえてくる言葉は、広東語と普通語半々くらいなのでは?
(中国語初心者の私の耳なので、あまり自信ない・・)
(あとは、広州市内でもエリアによってその割合は変わってくるのかもしれないけど・・・)

広州出身の中国人の人に、広東語と普通語の使い分けはどうしているのか?と聞いてみたところ、
基本は知り合い同士だと広東語で話す。(家族や会社の人とも)
初めて会った人に広東語で話しかけて、「私広東語わかりません~」など通じない場合と言われた場合は、
そこで普通語に切り替えるとか。
学校で授業を受ける時は、先生が普通語で話ので、流れで普通語を話すこともあるし、生徒同士だとやはり広東語で日常会話はするらしい。
(日本でも関西の人が、関西弁とたまに標準語を使い分けるのと同じなのでは?と聞かれたけど、
私は東の人間なのでその辺の感じはちょっとわからず。。でもおんなじ感じかな?)

こう聞くと、やはり広東語が多いのかなと思うが、お店に行くと広東語で話しかけられることはまずなく、
普通語で話しかけられる。なので、外国人が広州で暮らすにあたって必要なのは、やはり普通語なのかなと。
(普通語は、中国の他のエリアでも、香港でも通じるので。)

といっても、やはり地域ごとにアクセントというかなまりみたいなのはあるらしい。
教科書にそって勉強していても、たまに・よく「この言い方は北京とか北の方の人のいい方。広州ではあまり言いません。」
というのも。

そういう意味で、語学留学で広州はどうなのか?という話も聞いたことがあるけど、基本的なレベルの学習であれば
広東語圏内の広州でも、あまり問題ないのかなと思う。
英語でいうと、オーストラリアはアクセントが強いから・・・という話も聞くけど、エレメンタリーレベルの学習となると、
そこまで影響はないはず。かなり喋れるようになって、ネイティブと同じくらいの発音ができるようになった時、
アクセントが強いエリアにいると、その影響はかなり大きく出るとは思うけど・・。
(ちなみに知り合いの、オーストラリアの大学に留学していた元同僚、アクセントのないとても綺麗なアメリカ的な英語を喋っていたし。)

そんな感じで、広州で外国人が暮らすにあたって、広東語をマスターしないと生きていけない、ということはまずない。
但し、普通語(中国語)はやはりある程度しゃべれないと、厳しい局面も多々あるかと・・・。
でも、これはいい機会と捉えて私も頑張りたい・・・!
そして、本当に英語は通じない・・・

参考:広州で暮らすのに必要な中国語のレベルについてはこちら。

広州子連れ生活で本当に役立ったモノ