広州で暮らすのに必要な中国語のレベル

中国・広州に赴任するにあたって、やはり気になるのは「中国語どのくらい話せないといけないの?!」

ということでしたが、大きな街で比較的外国人も多いので、「もしかして他のアジアの観光地みたいに(イメージ:タイとかシンガポール)英語でチョイチョイしゃべれば通じるのでは?」とお気楽に考えていた私・・・

が、間違っていました(‘Д’) 英語、全然通じない・・・!!

スーパー、タクシー、地下鉄、バス、レストラン・・・大体は英語通じないと思っておいた方が正しく、英語話せる人が出てきたら、ラッキー!今日はついてる!というレベル。

例外は、外国人向けの専門店や、外資系ホテルで、英語もOK

という状況なので、最低限の中国語は勉強する必要があるな~と感じており、私のように日常会話なんてチンプンカンプンな人でも、

・タクシーで道案内(行き先つたえ、右曲がる左曲がる、ここで止まって、レベル)

・レストランで、注文&お会計

・中国語でいくら(250元、とかを中国語で言う)

・スーパーのお会計で、「買い物袋下さい・要りません」

・街中で突然話しかけられたとき「私中国語わかりません」と即答する

は、すぐに覚えるような環境。

あとは、お子さんの学校とのやりとり、ご近所さんとのやりとり、旦那様の会社の方とのやりとり、市場でお買い物するときに値段交渉・・・等々必要に応じてより高度な中国語が必要になるのかも・・

最初は、ローカルの人のしゃべるスピードに圧倒されて大変だー!!とかーなーり焦ったけども、使うフレーズは限られているので、一度覚えてしまえばなんとかやっていける(?)かなと。

ですが正直私が心配しているのは、緊急事態の対応・・・。出先で何かあった時、周りの人に助けを求めたりできるほどの中国語レベルではないので、怖いなと日々思っています。

その為に、常に助けを頼める信頼できる人と知り合いになっておくことが大事だとつくづく思います。

大体は、マンションの管理関係をやってくださる方に細々としたお世話をしてもらえますので、その方にいつでも携帯でつながるようにしておいています。〇さん、いつもお世話になっています、この場を借りてありがとうございます~!

 

私も本当はもっと中国語ができたら、中国のテレビを観たい・ご近所さんとお話したい・中国のニュースを読みたい・街の人が何を話しているのか知りたい・・・という気持ちはあるけど・・・、なかなか語学の壁、厚い・・・!



広州の日本総領事館・在留届

大都市、在留邦人も多いので広州市内に領事館があるので、いざという時に安心だなと思います。

領事館の場所は、淘金という地下鉄駅近くの花園酒店(花園ホテル)内の花園大厦というビル内。

ちなみに私は、某国でパスポート紛失した経験があり(汗)、その某市内にも領事館があったため、すぐに領事館へ行くことができ再発行の手続きなどとてもスムーズだった経験が。

温かい対応でとても安心した記憶があります~。領事館が近くにない都市には、管轄の領事館が定期的に巡回サービスに来てくれたりするようですが、緊急の際にはやはり近くにあると安心。

そして、広州に限らず海外に在住する際に必ずしておきたいのが、在留届

3か月以上の滞在で、在留届。領事館のHPからインターネットで簡単に登録可能。その際一緒に登録を勧められているのが、在留邦人向けメールマガジン。気になる情報、例えば最近だと鳥インフルエンザやデング熱について、台風などの自然災害への注意喚起や、日本人が犯罪や事故にあった事例があった場合、「これこれこういうことがあったので、気を付けて下さい」という内容のメールが届く仕組み。

<参考:今までのメルマガの内容の一部>

台風14号の接近・上陸にご注意ください

犠牲祭(イスラム教の祝日)期間に伴う注意喚起

四川省九寨溝県で発生した地震について

ちなみに、旅行など短期の滞在のときは、たびレジ。テロなど物騒なことが多い今日のこの頃。例えば、旅行中の国でテロが合った時、など管轄の領事館が旅行者として入国していることを把握してもらえますし、最新情報が送られてくるそうです。

参考:広州総領事館パスポート即日交付サービス

広州の気候・天気~実は亜熱帯気候

広州って寒いの暑いの?と、それすら知らなかった私、

実は亜熱帯気候

年間を通して鮮やかな花が咲き乱れ、冬も温暖で夏は猛暑。(日本も暑いですけどね~)初夏のスコールの時期は、街が水没するんじゃないかと思うくらいのレベル!

緯度では、沖縄より南。亜熱帯気候の大都会、さながらシンガポールやクアラルンプールみたいな雰囲気?とは、言い過ぎかもですが、でも近からず遠からずです。大体そんなイメージ。(笑)

平均最高気温は、一番暑い7月&8月で33.2℃。平均最低気温は、一番寒い1月で10.7℃。平均降水量、一番多い6月で318.6mm

㋃5月からもう夏・半袖でOK, 6月から10月くらいまで暑い暑い夏。

11月から2月くらいまでが、意外と冷える冬。3月㋃が回南天という湿度が異常に高まる梅雨の時期。

夏は5分も外を歩いたら汗だくになるくらい暑い!(ですが、日本も・・・暑いですよね・・・。)日焼け・紫外線対策も、日本にいた時以上に気を付けないとーと。

でもひと昔前の日本みたいに、室内のエアコンがかなりきついので、女性は冷え対策マストで!レストランとかショッピングモールでは、一枚羽織れるものをもっておくと安心。

あとなぜか広州の人々、都会だからか?真夏でもあまり帽子をかぶらないような・・・しっかり帽子をかぶって外出している人をみたら大体それは日本人(?)

あと地元の人は汗腺が鍛えられているのか、自分だけ汗ダラダラでまわりのひとは涼しい顔して(いや暑いんだろうけど)歩いているように見えたり。(笑)

出先でスコールにあった時は、もうなすすべがなく、傘をさしていても横なぐりの暴風雨で全身びっしょり。地下鉄の出口で人がたまっていたら、それは急に雨が降ってきた時~

冬は、意外と寒く暖房やダウンコートを着る期間もあるのですが、日本にくらべると本当に暖かいです。寒いのが苦手な人には本当にうれしい気候。冬10℃切らないとか、ほんと肩こり持ちにはたまらない気候。

でも室内は冷えるので、日本の冬のもの一式もってくればよかったと後悔(モコモコのパジャマとか、足元が冷えるので温かい靴下やスリッパなど~あとホッカイロとかも少しあってもいいかも)

 

回南天の時期は、日本の梅雨のようにシトシトずっと雨というよりも、ずっとどんよりと曇っていて、たまにドッと降って、その期間ずっと湿度ほぼ100%という感じ。

除湿剤を大量に購入していろんなところに設置したり(そしてあっという間に水が溜まる溜まる)、皮モノは風通しのいいところに置いたり、除湿器やエアコンの除湿モードで常に回したり、と色々対策必須な時期。

広州の気候服装についてこちらも。